JUN

キャリアプラン

思い描く自身と事業の将来像

入社年
1999年4月

入社したきっかけとこれまでのキャリア、現在の仕事内容を教えてください。

 洋服への興味とマーチャンダイザー(MD)になりたいという思いから、新卒でJUNの総合職に応募しました。これまで多くのブランドを渡り歩いてきましたが、恵まれていたことに、ブランドがターゲットとするお客さま像と自分の年齢や家族形態が合っていて、興味関心がマッチしていました。等身大でリアルな視点を持ちながら、共に成長できたことはラッキーだったと思います。
「アダム エ ロペ」では、売るチームとして販売とショップ作りとディストリビューター(DB)を経験し、「バセット ウォーカー」と「パンソー」では、作るチームとして、製造とバイイング(買い付け)、マーチャンダイザー(MD)を担当しました。その間に、アウトレットやECチャネルの変革期にも参画。同時期に並行して、新規雑貨専門の『アダム エ ロペ ル マガザン」をブランド責任者として立ち上げました。その後、カフェ併設の小売り物販から始まったブランド「サロン アダム エ ロペ」を立ち上げ、本格的な外食産業と飲食向け卸業を加えたサロン事業部の執行役員にいたります。

販売を経験したことが、今のあなたにどんな影響を与えたと思いますか? 入社して最初の3年間で何を学び、どう行動すればいいか、アドバイスをください。

総合職としての入社なので、販売経験は少ないのですが、お客さまに直接接するショップ業務は「お客さまに満足していただく」という最終目的を実現する場所として大事な経験となりました。同時に、物作りの現場にも携わりたいという強い思いもさらに膨み、経営についても学びたいという気持ちにつながっていきました。経営に携わるようになった今でも「迷ったときは、ショップに立ち返る」という行動が癖づけされていて、解決のヒントが見つかることが多いです。これは、販売の現場にすべてがあることの証明だと思います。
自分の理想や将来像を描いたうえで行動するか、描けないまま行動するかで、毎分毎秒が糧にもなれば、ただ流れていくだけの無駄な時間にもなります。それに気づかないまま、日々をやみくもに過ごすことはもったいない! 継続は力になります。私自身、後悔はしていませんが、学ぶことや我慢することを避けていた若い自分に今の自分が会えることがあったら、二言三言の小言を伝えたいと思います。

思い描く自身と事業の将来像”

仕事を行う際に、5RULESを意識するのはどのような場面でしょうか。

元々「ほしいな」という物欲や感情とリンクしていた直接的なファッションから、それ以外の「必要だな」というニーズを含んだ間接的なファッション要素のあるモノやコトに、今は視野や興味が広がっています。そのため自分が生活するうえでも、「あったらいいな」や「便利だな」という、お客さまが求めているものを常に探しています。日々の生活のベースを支えるためのニーズ、その欲求を解消するためのモノやコトを作り、その欲望を満たすために仕事をしているのだと思います。

思い描く自身と事業の将来像”

自身で5RULESの中でも注力しているキーワードや意識していることがあれば教えてください。

5RULESは、企業行動理念としてとらえています。5つのルールすべてが、会社やブランドのミッションを実現する際、自社らしく、そして自分らしく行動するための指標として、また物事を選択し、決定する際に見極めるツールとして大事にしています。
人で始まり、人で終わる5つの順序が特に気に入っています。

担当されているFOOD事業の中で、社会やお客さまに対して「Social Style」につながる働きかけを意識して動いたことはありますか。それはどんな場面で、どのような成果につながったのでしょうか。

食べることは万国共通の消費行動ですが、その内容は多種多様です。ワインを特徴づける土壌や気候などを“テロワール”という言葉で表現しますが、食自体が、その時代や地域の文化を形成する大事な要素、“テロワール”の1つだと思います。
限られた季節でしか得られない旬の味わい、自然の中で育まれるからこそ時として偶然がもたらす極上の発酵や熟成、燻製など……食の世界は歴史を紡いできた先人の知恵が凝縮された、奥深い示唆に富んでいます。お客さまにも歴史や背景を知ったうえで味わうことで、ひと味違った楽しみ方ができることを体感していただきたいと思っています。
近年、社内の食育の一環として、米を自分達で作り始めました。それをきっかけに「サロン アダム エ ロペ」では、新入社員を中心に田植え体験を行っています。米の産地、生地の産地、器を焼く釜、染色する工房、食の分野でもファッションの分野でも、それぞれの生産である現場に赴くことが、すべての始まりだと感じています。

組織を俯瞰で見る立場になったことで、自身の中で変化したことはありますか。また、どのようなリーダーでありたいと思いますか。

入社以来、私はトライ&エラーの繰り返しでした。上司には幾度も挑戦するチャンスをもらい、その懐の深い職場環境があったおかげで今があるので、これからはブランドやスタッフが同じようチャレンジし、飛躍できるような器の広い組織を育てていきたいと思っています。
リーダーになるべき人は、自分のリーダーから学んだよきことを踏襲し、悪しきことは潔く捨て、さらに新たな挑戦を加えていくことで、その繰り返しが社史という長い川の流れの中で受け継がれ、社内における理想のリーダー像を磨き上げていくのだと思います。頼もしいリーダーを1人でも多く、未来のために輩出できたらと願っています。

今後、実現したいことは何ですか。具体的に教えてください。

ブランドコンセプトである「ファションと同じぐらい食べることが好きな人」へ向けて、サロンブランドの価値と認知をこれまで以上に向上させていきたいです。ファッション的な感覚で食事を楽しむ、充実した食のあるライフスタイルを提案する“DELICIOUS FASHION”というテーマをブランドの成長と共に確立し、社の旗艦ブランドにする。そして市場における新しいジャンルとして位置づけされるまでに成長させたいと思っています。
食べる場所やテーブルコーディネイト、一緒に食べる人や時間によって食事の味は変わります。ファッションと同じように気持ちを高ぶらせる、そんな環境や景色を変えるお手伝いを、ライフスタイル全般を通して実現していきたいですね。サロンという形態で食の環境を変える場所を作り、食の文化度を高め、食をフックとした、ライフスタイルに潤いを与えるブランドでありたいです。

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