JUN

キャリアプラン

変わらない「ファッションを通じてわくわくを届けたい」想い

入社年
1989年

入社したきっかけとこれまでのキャリア、現在の仕事内容を教えてください。

ファッション好きで、自分がおすすめする事を仕事にしてみたいと思った事がきっかけです。
当時、友人に販売員に興味がある事を相談した際に“向いてないんじゃないか?”と言われ、なぜか逆にチャレンジしたい思いました。
はじめはJUNの中のメンズブランドで入社、洋服の詳しい知識が無かった中で最初は想像していない質問や、提案できない事に悩んだこともありましたが、お客様にコーディネートの提案をすることは楽しく、知識は知らない事を日々調べながら、最初の目標は年間のTOPSALESを目指しました。
販売をする上で、接客を通じてお客様に喜んでいただける事は何より嬉しくやりがいでしたが、売上目標と日々向き合いっている中で、お客様の気持ちを汲み取れず、売りたい気持ちが前に出すぎてしまい本来の接客ができなくなったり、お客様からお声をいただいたり、失敗も沢山しました。
先輩に注意される事も沢山ありましたが、一つひとつ課題を乗り越え、目標達成した時に認めてもらえた嬉しさを今でも覚えています。そこから店長、店舗をまとめるマネージャーも経験させていただきました。
時代と共にファッションも変化し、入社10年目でブランドの休止も経験しました。
ブランドの休止と共に、他ブランドへの異動が決まり、新たな業態と、全く違うチームでのスタートは、自分の立場を作る上でコミュニケーションの本質を身をもって学んだ機会でした。
そこから新しいブランドがスタートする事になり、丸の内のオープンの店長を任される事になりました。ブランドへの理解に必死な中、ディレクターに“あなたは自分のお店をどんな店にしたいのか?”と突然質問を受け、売りたいという気持ちばかりになっていて、お客様にとってどんなお店でありたいのか答えられない事に、ハッとし、同時に自分の考えを具体的に持てていないという事に対して、自分を向き合う事を今振り返るとすごくしていたように思います。
今思うと、そういった意思を持てている周りの人と自分を比べていたのかもしれません。
自分がなぜファッションに携わっているのかとことん考えるきっかけをくれた当時のディレクターには今でも感謝をしています。
そこから考えも変化しながら、自然と自分の行動も変わり、任される事も増えていきました。
ディレクターやチームのスタッフとの信頼関係も深くなり、頼られる事も増え、海外買い付けの機会など新しい経験が増えていきました。
買い付けの機会は、デザイナーの想いを知る事や海外の文化にも触れる事ができ、よりファッションの魅力、表現の幅が広がっていったように思います。
そこから、店舗マネージャー、VMD、プロモーションなどの経験を得て、今に至ります。

変わらない「ファッションを通じてわくわくを届けたい」想い

販売を経験したことが、今のあなたにどんな影響を与えたと思いますか? 入社して最初の3年間で何を学び、どう行動すればいいか、アドバイスをください。

お客様に喜んでいただいた事も沢山ありましたが、その逆でなかなかお客様の気持ちを汲み取れない事も沢山ありその都度壁にぶつかり、悩んだ事は学びに繋がっていたと思います。
接客を通じて、自分が知らない事にとことん興味を持ち、お客様から得た情報を自分の生活の中で取り入れてみたり、気になるお店に足を運んでみたり、最初の3年間は情報収集や、自分自身の体験など新しい事へのインプットに日々興味をもってやっていたと思います。それが接客の深みや、情報のアウトプットにも繋がっていき、結果にもつながっていきました。

仕事を行う際に、5RULESを意識するのはどのような場面でしょうか。

5RULESを意識しているというよりも、一つひとつの仕事をする上で、これは何につながっているのか?を考えるようにしています。
仕事を進める上で、それぞれの5RULESは自分の指針になっていると思っています。

自身で5RULESの中でも注力しているキーワードや意識していることがあれば教えてください。

その時々で、指針となる優先順位は変わるように思います。その中でも「Extreme Quality、真似できない品質の追求」はいろんな視点で実現させたいと思っています。

これまでの仕事の中で、社会やお客さまに対して「Social Style」につながる働きかけを意識して動いたことはありますか。それはどんな場面で、どのような成果につながったのでしょうか。

自分の接客スタイルとして、ファッションを通じてお客様に新しい発見を持ち帰ってもらいたいと思い、そのお客様が自分では選ばない物を必ず提案してみようという事と、お客様と同じ気持ちで良いと思える共感を見つける事を意識していました。自分自身もお客様から情報を得たり、自分がお勧めする事でお客様がどんどん素敵になっていくことも、仕事の楽しさの一つでした。
今は日々の生活の中で、自分の生活が変化するきっかけになっている事を意識的に捉えたり、世の中の変化に目を向け、事業として社会に提案できること実現したいと思っています。
JUNはそういった視点で、日々社員同士でもSocial Styleに関して働きかけている環境があると思います。

組織を俯瞰で見る立場になったことで、自身の中で変化したことはありますか。また、女性の管理職としてどのようなリーダーでありたいと思いますか。

それぞれの強みは何かを、今まで以上に考えるようになりました。
責任者になり、一人ひとりの力を最大限に発揮し、歯車を合わせていく事で、組織が大きくなっていくと、より実感しています。
持っている力に気づきそれを引き出すマネージメントをする事は、また新しいチャレンジです。一人ひとりが持っているポテンシャルを引き出せるようなリーダーになりたいです。
また、責任ある立場ですが、上の立場という事での壁は作りたくなく、気軽に相談できる存在でいたいと思っています。

今後、実現したいことは何ですか。具体的に教えてください。

まずはブランドの成長です。
実現させたい事の根本はずっと変わっておらず、自分達のブランドを通じて世の中にわくわくを届けたいです。
それが実現できる事の一つにファッションがあると思っています。

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