ジュングループが運営する栃木県・塩谷郡のゴルフ場「ロペ倶楽部」は、2023年11月18日(土)に塩谷町、くまの木里山応援団、矢板市との地域共働事業に関する包括連携協定を締結しました。
ロペ倶楽部では、2018年より「くまの木里山応援団」ご協力の下、敷地内遊休地の里山再生活動に取り組んでまいりました。
取り組みを進める中で、高原山麗の環境保全・再生活動を主な目的として、2021年4月に塩谷町、ロペ倶楽部、くまの木里山応援団の3者で地域共働事業包括連携協定を締結。さらに、このたび新たに矢板市が加わることとなり「塩谷町、ロペ倶楽部、くまの木里山応援団 及び 矢板市との地域共働事業に関する包括連携協定」が締結されました。
包括連携協定の目的は以下の通りです。
・災害時や地域の安全・安心の確保に関すること
・地域づくり、観光連携に関すること
・地域資源の保全と利活用に関すること
・不法投棄の防止、景観美化、獣害被害の軽減に関すること
今回の4者連携協定により、さらに活動の輪を広げてまいります。
2023年11月20日(日)にはロペ倶楽部の里山エリアを会場に、2021年から開催している「たかはら里山の集い」(主催:くまの木里山応援団・ロペ倶楽部・塩谷町/後援:全国山の日協議会・高原山を愛する会)が行われました。今年は"将来こうなってほしい里山のくらしと自然"をテーマに、当社SDGs推進チームメンバーや地域関係者など参加者が集まり、外部講師による講演や、薪割り体験などのプログラムを実施しました。
ロペ倶楽部では里山再生のほか、プラスチック製品の使用量や食品廃棄量の削減、多様な人材の雇用など、持続可能な社会の実現に向けてさまざまな取り組みをしています。2022年には栃木県産業復興センターが定める「とちぎSDGs推進企業」として登録されました。今後も自治体を含め地域の方々とも協力し合いながら、よりよい環境作りに取り組んでまいります。
【4者包括連携協定締結にあたり、ロペ倶楽部 支配人 中楯正也コメント】
栃木県が抱える大きな課題は、県土面積の約54%を占める森林の高齢化です。豊富な森林資源が利用できておらず、洪水、山崩れの防止や二酸化炭素の吸収といった、森林が本来持つ機能が十分に発揮されていません。
「くまの木里山応援団」の活動により森林の若返りを加速し、健康で活力ある姿に導く里山再生のフィールドとして、ロペ倶楽部遊休地があります。今回から矢板市が加わり、塩谷町・くまの木里山応援団・ロペ倶楽部の4者包括連携協定が始まることで、より活動の情報発信が広がることを期待しています。地球温暖化によって生活様式が変わっていく中、「春夏秋冬」を取り戻す活動を微力ながら協力していければと思っております。
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