学生時にジュンのメンズブランドで販売のアルバイトを経験したことがきっかけで入社し、レディースカジュアルブランドの店舗に配属。店長、トレーナー(現SD)を経て内勤へ異動し店舗運営責任者に。その後、レディースディレクターブランド、ストリートカルチャーブランドの立ち上げ、店舗運営に参画。
その後、ショップオペレーション部、営業部で事業責任者を経験し、現在飲食事業部責任者に。
ジュンの飲食店舗と日本ワインに特化したONLINE SHOP「wa-syu」を運営しています。
入社当初、客数も販売点数も社内トップクラスの店舗に配属されたので、初めの1年半は裏方でした。商品検品、ストック整理、返品、棚卸などが主でしたが、単調に思える仕事も、「その先に他のスタッフが品出ししやすい整理方法は?」など、自身の業務のその先を考えるようにしていました。
また、商品の中で、「特に多く作業に関わる品番は売れ筋なんだな」とわかるようになり、売れ筋順位表を見ながら品番ごとのストック量や場所をコントロールするようにしました。
非効率な業務はレギュレーションを整え、インフラ整備が必要なことは上長を経由し本部に提案しました。
自身の業務の先に、他のスタッフ、最終的にお客様に繋がるということを意識すると、業務の質が変わります。
それを理解した上で店頭で接客するようになり、マネジメントする立場になったことで、業務効率化やスタッフ育成、商品分析や店舗状況の本部へのフィードバックにも活かされました。
どんな仕事も“その先”がある、“その先に関わる人”がいる、ということを理解し、行動することで、最初の数年で得られる経験値が増し、キャリアが上がっても活きてきます。
Happiness for EveryoneとExtreme Qualityです。
この2つを追求していくと、ときに相反する場合があります。
製品やサービスの質は追求できているか?議論し尽くされているか?
もちろん徹底して追求しますが、その追求により時間や経費、人の負担がかかり、HAPPYではない箇所が出てくる場合があります。
どれだけ質を高めて、すべてがHAPPYになるかを追求することも、Extreme Qualityである、ということを意識しています。
「食」において、「健康でありたい」「キレイになりたい」「免疫力を付けたい」「それでも我慢せず美味しいものを食べたい」お客様のこの欲求を満たすことを意識しています。
その結果リニューアルしたのが“BAKE&TEA”の、スイーツビュッフェとパフェ。旬のフルーツを使い、糖質を抑えた甘味料と免疫力向上する食材を使用。それでいて、甘味、食べ応え充分。ビュッフェはオーダー制なので感染症対策もできています。
お惣菜やおつまみのテイクアウト展開によりフードロスも軽減できるようになりました。
日本のワイナリーを紹介して支援するという取組も「wa-syu」を通じて行っています。
飲食業界が元気になれば、関わる取引先や食の生産者も元気になる循環が生まれます。微力ながら、その一端を担っているということを念頭に置き、事業運営しています。
販売を経験できたことで、消費者であるお客様と直接関わることができ、販売して終わりではなく、その先にお客様のHAPPY体験があるということを体感できました。お客様に「ありがとう」と言っていただけたことも、今まで続けられた糧にもなっています。
営業を経験したことで、取引先の立場や目的・ビジョンなども垣間見ることができました。
その経験により、商人哲学のひとつ「三方よし」の三方それぞれを理解したうえで商売を考える基盤ができました。
現在の飲食事業は、自分のキャリアになかった業態ですが、だからこそ客観的に消費者目線で見ることができ、経営・サービスの視点は今までの経験が活かせています。プロフェッショナルなメンバーに恵まれていることも、新たな業態にトライできる原動力です。
また、いままで多くの失敗もしてきました。販売時、お客様からご意見をいただいたこともあります。結果が出ずプロジェクトから外れたこともあります。
それでも、自分ができることは何かを考え、わからないことは勉強し、まわりの方々に支えられ、何度もチャンスをいただき、今の自分があります。
失敗を恐れず、自分の意見は声に出し、実現するにはどうすれば良いかを考え、関わる方々に感謝しながら、今の仕事に向き合うことが大事だと思います。
“VISION FFF” のひとつ、「FOOD」事業は、まだまだ可能性のある事業。
「運動してカラダへの意識が高まる」「カラダに良い物をストレスなく摂り入れたい」「体型や気分が変わり、新たなファッションにトライしたい」など‥。
VISION FFFはお客様のそんなサイクルを生み出し、手助けします。
飲食事業として、「お客様のキレイになりたい」「健康的な生活を送りたい」を叶えるコンテンツやメニューを提供していきたいです。
また、ジュンのメンバーとしては、さまざまな業種、業態に携わってきた経験を活かし、次世代がトライ&エラーできる環境つくりの手助けができればと考えています。